本日のコンサートは、
ピアニスト：伊藤富貴子さんと
ヴァイオリニスト：丹羽紗絵さんを
お招きいたしました。

伊藤さんは2019年6月の初出演以来、
その演奏とお人柄から
ご入居者の再演希望も多く、
今回が4度目のご出演です。

初出演となる丹羽さんは、
数々の室内楽コンクールで
最優秀賞を受賞され、
現在は新日フィルハーモニー交響楽団
第二ヴァイオリン契約首席を
務めていらっしゃいます。

コンサートは、美空ひばり「愛燦燦」の
しっとりとしたメロディーで始まり、
ドヴォルザーク「ユーモレスク」や
マスネ「タイスの瞑想曲」など、
一度は耳にしたことのある名曲たちを、
ピアノとヴァイオリンの
美しいハーモニーで情感たっぷりに
聴かせてくださいました。

また、伊藤さんのソロでは、
「ノクターン作品9-2変ホ長調」
「幻想即興曲」など、
ご自身もお好きだという
ショパンへの想いが感じられる
素敵な演奏を披露いただきました。

万雷の拍手に応えるアンコールは、
山口百恵「いい日旅立ち」と
「ダニーボーイ」の2曲で、
思い出を懐かしむかのように聴き入り、
終演後も余韻に浸るご入居者の姿が
とても印象的でした。