ご入居者の声

会報誌「多摩の丘から」に寄せられた
ご入居者の声を紹介いたします。

「番狂わせ!」
でも「ありがとう!」

S.M.様 80歳(2005年入居)

ロイヤルに入居してはや14年が過ぎました。5年目までは、描いていた通りのロイヤル生活。そのまま元気な私が、「老いていく主人の面倒を看る老後」の筈でしたが、「番狂わせ」が起きてしまったのでした。
超多忙で疲れ果てている65歳の主人を見ていて、早目の高齢者施設入りを決断したのでしたが、夫が驚異的な復元力で元気を取り戻したのとは逆に、元気なはずの私が転倒・大腿骨骨折という不慮の出来事で不自由な生活に突入したのでした。
活動的だった私は、車椅子での生活となったショックで精神的に不安定になり、落ち込み、周りの方々に当たったりした時期もありました。そして、入居者や職員の方々の優しさで心がほぐれてきた時に、私に元気を与えてくれたのは、音楽でした。「コーラスサークル」と「愛唱名歌を歌う会」への復帰に加え、新しくスタートした「映画音楽を歌う会」や「おしゃれな歌声喫茶」への参加は、時として折れそうになる心の支えになってくれました。
「歌ってなんてすばらしい力を持っているのだろう!」
自分より若い私を優しく励ましてくださる入居者の皆さん、娘や孫のような年のケアスタッフや看護師さんの「心配り」に対して、心からの「ありがとう」を言える自分、そして、主人には「ロイヤルを選んでくれてありがとう」と口癖のように繰り返していられることがうれしい毎日です。

多摩の丘から2019年秋号より

自然に恵まれた環境で
安心とともに暮らす

I.R.様 83歳(2012年入居)

2010年頃から、主人と2人で遊びの旅行気分で老人ホームを探し始め、千葉・伊豆高原・熱海・湯河原等々昼食付見学会に参加しておりました。
しかし、2011年の「東日本大震災」の発生で、当時会合中の吉祥寺から高田馬場の我が家まで歩いて、夜の8時頃にやっと帰り着いた経験から、近い所のホームをと考えを変え、ちょうど新聞に出ていたロイヤルに電話で問い合わせた所、早速に営業担当の方が資料を持ってやって来てくれました。その後、見学してから入居を決定しました。
今は、月1回の友人との定期的会合に立川まで行くのが楽しみです。
また、時々町田市役所にランチに行きますが、屋上(9階)から、秩父や丹沢の山並の先に、南アルプスの北岳まで見えることに驚きました。
季節ごとに桜並木、ライラック並木、メタセコイア並木、イロハカエデ並木と小さなバス旅行気分で地域巡りを楽しんで居ります。
入居して1年が経った頃に主人が脳梗塞になり、素早い対応にて隣の病院に入院し、2週間で後遺症もなく退院、無事元通りの生活に戻りました。今は部屋の掃除や、お風呂掃除をやってくれ助かって居ります。
この時は本当に入居していたことを良かったと思いました。職員の皆様、本当に有難うございました。

多摩の丘から2019年夏号より

災い転じて福となす

Y.T.様 80歳(2009年入居)

老後の施設を探す年齢になり、入居の条件の1つが、病院との連携がしっかりしているかどうかでした。たまたまコンフォートロイヤルライフ多摩に見学に来たところ、病院が隣接しているではありませんか。しっかりした協力関係も築かれており、大きな安心を感じました。
そこで当面は自宅で過ごしつつ、徐々に生活の軸足を移していくつもりでリゾート利用契約をしたのですが、その直後に私が家の階段からすべり落ち、胸椎圧迫複雑骨折で2ヶ月入院しました。退院して我が家に戻ったものの、日常生活で不便を感じることが多かったため、主人を残して即入居することに決めました。
入居後は理学療法士のリハビリを受けながら、スタッフ皆さんの生活への手助け・協力により順調に回復し、無事自立出来る様になりました。その後主人も入居し、現在は夫婦揃ってサークル活動や四季折々の行事に参加。入居者の皆さんともコミュニケーションがとれるようになり、楽しく幸せな老後生活を過ごさせていただいています。「コンフォートロイヤルライフ多摩に入居して本当に良かった!」と思う日々です。職員の皆々様、ありがとうございます。

多摩の丘から2019年春号より

心安まるスタッフの皆さんに感謝

S.K.様 88歳(2004年入居)

大分前になりますが、家内と世界をクルージングした際、ご一緒させていただいた皆さんよりロイヤルライフ多摩の話題を耳にし、大変興味を持ちました。
帰国後、早速ロイヤルライフ多摩を訪問。スタッフの皆さんにお会いしてロイヤルライフ多摩の体制・取り組み等を教えていただき、その優しい心遣いに改めて感心しました。さらに緑溢れる里山、遠く連なる大山の山並み、都会生活では味わえない自然環境に心を奪われ、すぐさま入居を決意しました。入居後、家内を亡くし1 人になりましたが、病院に隣接しているので健康管理が行き届いており、ケアスタッフの皆さんの配慮もそつなく快適で、家内の分まで長生きできそうです。高齢期に入り、見学当初に感動した時とかわらぬ多摩の緑に囲まれ、雄大な大山連峰を眺め、手入れの行き届いた中庭を愛でながら生活できるのは、人生最大の楽しみとなっています。
今後もスタッフの皆さんのサポートを受けながら、余生を大いに楽しみたいと思います。

多摩の丘から2019年新年号より

終の棲家としてロイヤルを選んで

M.K.様 83歳(2007年入居)

終の棲家は老人ホームと決めて居りましたが、目の病気の発症を機に72 歳で入居しました。窓いっぱいに広がる空、緑溢れる里山、自然環境に恵まれた生活も早や10 年余り過ぎてしまいました。
できる限り自立生活を続けたいと、簡単な食事作りにもシャトルバスで連れ出してもらうと、駅周辺にはスーパー、コンビニも揃っておりり、また友人とのお付合いで都心に出かける交通も便利、ゆっくりとした生活を楽しんで居ます。
何よりも何れはお世話になる介護生活も、ヘルパーさんの優しい対応の様子を見聞きし、心強い限り。スタッフの行届いたサービス、丁寧なマナーにも大いに感謝です。
しっかりしたサポートを受けることができる大きな安心を胸に、もう暫らくは美術館廻り、近くの緑地公園の散歩、日常の小さな買物等、ホーム生活を楽しみたいと思います。

多摩の丘から2018年秋号より

介護体験して将来安心!!

T.Y.様 79歳(2014年入居)

私はロイヤルに入居して三年になり、自然環境に恵まれた快適な生活を楽しんでおります。
入居して間もなく家内が足の痛みから隣の病院の整形外科にかかり、検査の結果、医師より東京医大病院を紹介していただきました。ここで精密検査の結果、抗がん剤での治療が必要となり、以来六カ月入院。退院後も車椅子生活が長く続き、その介護を約二年間体験しました。その間ロイヤルの職員の方々に懇切丁寧な対応をしていただきました。 しばしば通院も必要になり、車での送迎、居室では介護ベッドへの交換、入浴の手助けやシーツ交換等々。又理学療法士によるリハビリ、看護師の手厚い看護等、実に至れり尽くせりでした。お蔭で職員の皆様も驚く程回復が早く、今ではほぼ通常の生活ができるようになりました。これもロイヤルに入居できたからこそで、以前の生活ではとても無理で本当に助かりました。
今私は当面の快適生活よりも将来人手を借りての生活になった時、安心して日々を送れるシステムがあることの方が大切と思っており、その時のことを先取り体験したように思います。入居してつくづくよかったと思っております。

多摩の丘から2019年新年号より
※この記事は(公社)全国有料老人ホーム協会 (2018年9月1日発行) 輝・ニュース119号にも掲載。

よいことが沢山待っているよ

W.Y.様 92歳(2011年入居)

ロイヤルは夫の仕事の関係もあり、「ロイヤルの工夫99」を読み、いずれはお世話になりたいと思っていました。80 代半ば、心臓に異常が見つかり、ペースメーカーを埋め込み、普通に生活はできますが、援けていただく必要が目前に迫ったように思われ、入居させていただきました。当初からコーラス、朗読の会におさそいいただき、共に楽しく続けています。今も多くの方にお世話になりながら安心して暮らしております。
まわりの豊かな自然、夫は早くから野鳥の会に属し、生まれ育った紀州の山里を思い、なつかしみ、喜びました。二人で緑地帯の方へよく散歩もしました。一人になった今も散歩は続けています。道端の草花の姿を楽しみ、野鳥のさえずりに耳をすませ、心がいやされます。
私は永く教職にありましたが、お隣の病院でM 医師から「先生」と声をかけられました。彼は私の教え子の一人、循環器が専門で私の主治医、今は私が彼に援けてもらう身です。教え子の成長した姿に接することは大きな喜び、検診に病院にゆくことも楽しく有難いこと、何か不思議な御縁があるよう。私がロイヤルを選んだのでなく、ロイヤルが「よいことが沢山待っているよ」と、私を呼び寄せてくれたようにも思っています。

多摩の丘から2018年春号より

有難う! !

S.K.様 85歳(2015年入居)

終の棲家としての生活も三年目に入った。
高齢期に有り勝ちな"言葉を忘れる"、"人の名前を思い出せない"等の兆候に落胆することはあっても遠くに大山連山を望み四季折々の風情を楽しめるここロイヤルでの生活は、運営会社への信頼を根幹として親身あふれるスタッフ皆さんの諸活動に感謝しつつ良好なQOLを楽しんでいる。今日は!( おはようございます) 今晩は!(お休みなさい) 居住者の皆さんが交わす挨拶は、共有する日々の生活の中で心を和ませ親密な雰囲気を醸し出している。
急速な高齢化社会到来のもと、人生の終末にいたる時期の過ごし方については各人が格別の想いを持っている。自宅にあって全うしたい方も多数おられるだろう。一方介護施設を是とする方においては数多の施設からの選択に心を砕き皆が皆ロイヤルの素晴らしさを享受できるわけではない。
そう考えると自分自身がこの環境を選択できるに至ったもろもろの縁に思いをいたし、自己史を振り返りながら改めて心から"有難う"と言いたい。

多摩の丘から2018年新年号より

鶯の恋歌

M.O.様 85歳(2012年入居)

終の棲家に、と移り住んで程なく5年になる。期待通りの高いQOLを享受でき、Royalでの生活を選択して良かったと喜んでいる。
自堕落な自分としては上出来の習慣が一つ身についた。雨の日以外は毎朝、小一時間、大股歩きトレーニングをやっている。もう3年続いている。ホームから約1キロ南にある小山田緑地あたりを1周してくると約50分掛かる。これが私の主たる歩行訓練メニューである。
緑地でフィトンチッドを吸いながら歩いていると、よく鶯が「ホーホケキョ」と鳴くのに出会わす。「ホー」と「ホケキョ」の長さが同じに聞こえる。時に、前の「ホー」を2倍長く「ホーーホケキョ」と鳴く。「ホケキョ」を1拍、つまり1拍3連符だとすると、1拍+1拍3連符=2拍の「ホーホケキョ」か、2拍+1拍3連符=3拍の「ホーーホケキョ」か、を歌い分けているようだ。
人間も含めてオスは大変だなあ。目指す相手に気持ちが伝わるといいね。頑張れっ!

多摩の丘から2017年夏号より

~♪わが人生に悔いなし♪~

K.S.様 78歳(2005年入居)

入居後12年で益々、前向きで、生きる喜び・・こんな自分に戸惑いを感じていた。ただ静かに老い去り行くためにホームに入ったはずだったのに。完璧と言える看護・介護体制を見て、そう簡単には消えさせてもらえないと覚悟した。音楽に興味がなかった自分が、毎週声楽家や、音楽療法士・精神対話士他の資格を持つ多士済々の先生のピアノ伴奏で合唱やソロを歌っているうちに、歌う楽しさに魅せられてしまった。カラオケとコーラスのサークルにも入会、度胸と声の大きさを武器に活躍中。
こうなったら、人生の終盤も音楽づくめ!と開き直っている。館内テレビで中継の音楽番組を居室で日々楽しみ、その時が来たら先生にピアニカの「流し」を頼んで「わが人生に悔いなし」を歌い乍ら旅立ってやるぞ!と。矢張りホームに入ってよかった!

多摩の丘から2017年春号より
※この記事は(公社)全国有料老人ホーム協会 (2017年3月1日発行) 輝・ニュース114号にも掲載。