緑豊かな多摩丘陵に1991年7月に創業、セコムグループが運営するシニアレジデンスです。建物内には、143室の一般居室と28床の介護居室・一時介護室、さまざまな共用施設を配置。8,000坪を超える敷地では、自然豊かな中庭や裏山の四季を楽しんでいただけます。

介護付有料老人ホーム（一般型特定施設入居者生活介護）です。介護が必要になられても、当施設のスタッフが提供する介護保険や生活支援サービスなどを利用し、生活をしていただくことができます。

「ご入居者原点」を基本理念に掲げ、ご入居者の思いに寄り添い、一体となり運営に取り組んでいます。毎月、開催される「運営懇談会」や「お茶会」は、ご入居者の意見やご要望をお聞かせいただく貴重な場となっています。

自立から要支援・要介護の方で、原則として入居時に一般居室で自立して生活ができる方がご入居対象となります。要介護認定を受けておられる方は、身体や生活状態をご相談の上、入居の可否を判断させていただきます。

入居契約締結時に身元引受人及び連帯保証人を、お一人定めていただきます。身元引受人は連帯保証人を兼ねることができます。定めることが難しい場合は、スタッフにご相談ください。

利用権方式とは居住の権利形態です。入居一時金、月払い費用をお支払いいただくことにより、居室、共用施設及び各種サービスを生涯にわたり利用できる方式です。所有権ではありませんので、第三者への譲渡・転貸、相続をすることはできません。また、他のご入居者や職員に対し暴力を振るうなど、共同生活の秩序を乱す行為があり、社会通念上、契約の継続が困難な場合には解約を求めることがあります。

入居一時金は所有権ではありませんので、不動産取得税、固定資産税の税金はかかりません。消費税は家賃の前払いとして非課税です。

入居後、入居一時金の償却期間内に退去される場合、一時金の未償却分及び原状回復費用などを精算後の敷金を返還金受取人の方にお返しします。ただし、お二人入居でお一人が退去された場合には、もう一方の方に返還いたします。

入居一時金及び加算入居一時金はご入居開始日の翌日に15％の初期償却を行います。残額は入居開始日の年齢（お二人入居の場合は若い方の年齢が基準）に基づく償却期間で均等償却します。加算入居一時金の償却期間は年齢に関係なく84か月(7年)で均等償却いたします。

管理費、食費、介護費用を月々お支払いいただきます。その他、居室の水光熱費、理美容代、介護保険サービス利用時の自己負担額、消耗品費など別途実費が必要となります。詳しくは、お問合せください。

ピアノなどの楽器の持ち込み等は原則としてできません。その他の家具については特に制限はありません。石油ストーブやカセットコンロ等、火気の使用は禁止させていただいています。内装の変更は、承認事項になっていますので模様替え等をご希望の際は事前にご相談ください。

ご入居者自身で、プロバイダー契約をしていただくことでご利用できます。

居室では、水槽の金魚の飼育を除き、ご遠慮いただいております。

ご入居者が快適にお過ごしいただくための主な日常生活のサービスとして、来訪者、クリーニング、宅配等の取り次ぎ、理美容室の予約やタクシー手配、各種イベント、サークル活動の情報提供などを行っています。また、福祉・健康関連のご相談や居室環境のお困り事にも対応しています。

居室清掃はご希望により、有料（45分以内3,300円）で承っています。なお、要介護認定を受けられた方には、当施設の介護サービス基準に従い対応させていただいています。

館内では、フロントが一部日用品・飲料水の販売を行っています。必要に応じ、ネットスーパー注文及び買い物代行（有料）にも対応しています。また、コンビニや野菜などの定期移動販売のご利用もいただけます。

事前にご連絡いただければ、原則として週1回につき2泊3日までお泊りいただけます。ゲストルームの、ご利用も可能です。（ゲストルーム利用料：1泊2,200円/人）

多摩センター駅までは､専用のシャトルバス（片道約10分）を定時運行しています。隣接する多摩丘陵リハビリテーション病院（病院正面玄関発着）のシャトルバスも、ご利用いただけます。

門限はありません。本館正面玄関は午前6時から午後8時まで自動開閉です。それ以外の時間はインターフォンで確認し玄関を開閉いたします。

外泊などで居室を不在にされる場合は、事前にフロントにお知らせください。ご旅行や入院などで長期ご不在にされる場合は、ご希望により郵便物の保管や電話の伝言取り次ぎ、居室の換気等をいたします。

ご入居時には新しい生活に早く慣れていただけるよう生活相談室スタッフが中心になり支援をしますのでご安心ください。日々を豊かに暮らしていただくために、ご入居者同士、スタッフとのより良い関係づくりを目指しています。また、ご自分の生活やペースでお過ごしいただけるような運営を心がけています。

毎食、2種類の定食メニューからお選びいただけます。その他、各種アラカルト、ドリンクのメニューをご用意、イベント食も提供しています。お酒もお召し上がりいただけます。

体調不良時に通常の食事が召し上がれない場合、お粥などのメニュー対応をしますので、ご相談ください。慢性疾患等、食事調整が必要と医師の判断があった場合には、医師の指示に従い、管理栄養士が献立を作成いたします。

通常メニューの他、アラカルトメニューをご用意できます。3日前までにご予約いただければ、特別料理にも対応いたします。パーティールームや和室をご利用になり、ご家族やお友達同士で食事を楽しんでいただくことも可能です。

看護師や生活相談員が、日常の健康や生活に関する相談を承ります。各居室や共用施設には緊急コールを設置しています。緊急時にはスタッフが駆けつけ、多摩丘陵病院と連携を取り対応いたします。

多摩丘陵病院（運営：医療法人社団幸隆会）は、13診療科目199床を有する救急指定病院で、当施設に近接する協力医療機関です。日常の健康管理や体調急変時の対応、毎年の「人間ドック」や「健康診断」など、ホームドクターとして、ご入居者の健康を支えていただいています。

多摩丘陵病院へは、通院送迎及び体調不良や緊急時、要介護の方の受診支援を行っています。入院時には、必要に応じ訪問しご要望等をお聞きします。他の病院の場合の支援は、当施設の介護サービス基準に従い対応させていただきます。

要介護の状態になられても、出来るだけ住み慣れた一般居室で生活をしていただくことを基本に考えています。軽度の介護状態の場合、居室にスタッフが訪問し、必要な支援をいたします。ただし、要介護3以上で常時見守りが必要な場合、3か月程度の観察期間を経て、医師の意見を聴き、ご入居者・身元引受人の同意を得た上で介護居室で介護を行います。

病院から退院し、日常生活に慣れるまでの期間や一時的に常時の見守りや介護が必要な場合、一時介護室をご利用いただき介護・日常生活支援をいたします。その後、お身体のご状態を見て、住み慣れた居室にお戻りいただきます。

常時、介護居室での介護が必要になり、ご入居者（場合によっては身元引受人）が希望された場合は、一般居室の利用権を放棄することで介護居室に住み替えることができます。この場合、居室利用の追加費用は不要です。入居一時金の未償却残額がある場合、介護居室の入居一時金との差額を返還いたします。

いつまでも自分らしく生活していただけるような自立支援を目指しています。『要介護にならない』『介護の重度化を進めない』ために、専門スタッフを中心に身体機能の維持向上や介護予防のための各種体操やセラピー、知的欲求を満たし認知症予防にも効果のあるアクティビティなどを提供しています。

当施設は「新耐震構造」で設計され、地下30mまで杭を打ち込んだ鉄筋・鉄骨コンクリート作りの堅牢な建物です。防災設備は、各居室及び共用施設にはスプリンクラーを設置し、防火区画を形成しています。火災発生時には自動火災報知設備が感知し、非常放送設備により音声警報が館内に放送されます。災害発生時には、状況に応じ、スタッフが適切な避難誘導指示をいたします。

正面玄関の人の出入りは、フロントで管理を行っています。他の出入り口は電気錠を設置し、許可されていない者の立ち入りを規制しています。館内全体には、セコムのセキュリティシステムを導入、防犯カメラなどで火災や外部からの侵入などを24時間監視しています。